思わず「えっ?」Soraでちょっと変な動画ができた話|氷の国のハワイ|憧れと偶然がくれた学び

AI

こんにちは、かずおです。

AI動画ツール「Sora」で動画を作っていると、ときどき“想定外の奇跡”が起きます。

最近、他のクリエイターさん達の投稿を見て、びっくりしました。

どれも映像が美しく、動きも自然で、発想がとにかく面白い。

「すごいなぁ……こんな世界、どうやって作ってるんだろう?」
そう思うと、ただ眺めているだけではいられません。

僕も頑張ろう、と。

自分のキャラクター「リールシャ」に、本物のハワイの波でサーフィンを
させてみようと思ったんです。

ワクワクしながら、久しぶりにSoraを起動しました。


普段は雪山の朝焼けなど、幻想的な世界で動くリールシャ。

今回は一転して、太陽がきらめく南国の海へ。

「ハワイの波」「ゆっくりと動く」「リールシャがサーフボードに乗る」

この3つを中心に、AI にSoraでの動画作成の指示書をお願い。

英語でプロンプトを組みました。

この指示書を、Soraのビデオにコピペ。

“A cute shrew character surfing on real Hawaiian waves at sunrise, cinematic, slow motion.”

コーヒーを飲みながら、生成を待ちます。

他のクリエイターのように、滑らかな波の動きが出るといいな……

数分後。

動画が完成。

再生ボタンを押した瞬間──

「えっ?!」

画像

リールシャは、確かに波の上にいました。

でも……そこはハワイではなく、“氷の国”でした。

白銀の世界に、なぜか透き通った波が立ち上がり、
リールシャがその上をスローで滑っている。

全然イメージと違う。

また、やり直しか….

南国のサーフィンどころか、
まるで“南極で波乗り”しているような映像です(笑)

最初は「設定ミスった!」と焦りましたが、
見ているうちにだんだん笑えてきました。

雪と光が混ざり合って、どこか幻想的。

あれっ、ちょっと面白いかも。

「氷の国のハワイ」──そんな新しい物語が頭に浮かびました。

この“偶然のズレ”が、かえって創作の火をつけてくれたんです。

続きは、もう少し深く「どうすればこの偶然を再現できるか?」を書きました。



→ かずおのAI挑戦ブログはこちら


偶然の「氷の国のハワイ」──

でも実は、この現象を“再現する方法”があるんです。

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

Soraの動き方にはクセがあります。

たとえば、「動き」と「背景」の指示を同時に入れると、
AIが混乱して“前回の環境”を引き継ぐことがあるんです。

今回の動画もまさにそのパターン。

前回の「雪山を歩く」設定が残ったまま、
新しい「ハワイの波」を追加したことで、
“雪山×波”という異世界が誕生しました。


🔧【再現できるSoraプロンプト例】

“A cute shrew character surfing on icy ocean waves at sunrise, soft lighting, cinematic slow motion, snow reflection, magical atmosphere.”

ポイントは3つ。

1️⃣ 「icy」+「ocean」を組み合わせる
 → Soraは“対立する要素”を混ぜると面白い映像を生成します。

2️⃣ 「slow motion」「soft lighting」でスロー幻想感を強調
 → 動きが落ち着き、背景の光を拾いやすくなります。

3️⃣ 前回のプロジェクト設定を“あえて残す”
 → 完全リセットせずに生成することで、“前回の記憶”が混ざる。


🎨【実践のコツ】失敗を“偶然フォルダ”で保存する

僕は動画をすぐに削除しません。
フォルダを分けて「成功作」「偶然作」として残しています。
時間が経って見返すと、なぜか“偶然作”のほうが発想が湧くことが多い。

Soraは完璧を求めるより、偶然を育てる方が楽しい。
そう感じるようになりました。

AIが“間違えた”おかげで学んだこと

あとで確認してわかったのですが、
この動画が“氷の国”になった原因は、Soraの設定にありました。

前回の「雪山で歩くリールシャ」のプロジェクトが残っていて、
新しい「ハワイの波」の設定と混ざってしまったんです。

でも、それがかえって面白い映像を生んだ。
つまり──AIの“記憶”が偶然のクリエイティブを作ったわけです。


💡僕が感じた3つの学び

① Soraは「前の設定」を覚えていることがある

完全リセットしないと、前回の背景や光の情報を引き継ぐことがあります。
これをうまく利用すると、シリーズ感のある映像ができます。

② 偶然の映像は“宝のタネ”になる

すぐに削除せず、“偶然フォルダ”を作って残すのがおすすめ。
後から見返すと、新しいアイデアが生まれます。

③ AIは「完璧さ」より「味」が大事

人間が思わず笑ってしまうようなズレに、作品の個性が宿ります。
“失敗=発見”と思えると、Soraがもっと楽しくなります。


同じように再現するには?

「氷の国のハワイ」のような幻想的な雰囲気を再現したい方は、
以下のプロンプトを試してみてください👇

“A cute shrew character surfing on icy ocean waves at sunrise, soft lighting, cinematic slow motion, snow reflection, magical atmosphere.”

ポイントは3つです。

  • **「icy」「ocean」**など反対の要素を組み合わせる
  • **「slow motion」「soft lighting」**で動きと光を柔らかくする
  • 前回の設定をリセットしない(Soraの記憶を活かす)

この3つを押さえるだけで、“偶然が生む幻想”を再現できます。


🌈まとめ

他のクリエイターがすごい映像を作っていても、
僕たちは僕たちのペースで“驚き”を楽しめばいい。

AIは人間の思い通りには動かない。

でも、その“思い通りにならなさ”が、
一番ワクワクする瞬間を生んでくれます。

「失敗」ではなく「新発見」。

Soraと向き合うたび、そう思えるようになりました。


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