こんにちは、かずおです。
60代からAIに挑戦している僕ですが、最近はChatGPTで画像を作ることが増えました。
構図も色合いもすばらしく、まるでプロのデザイナーが作ったような仕上がりです。
でも、何度やっても上手くいかない部分があるんです。
それが「日本語タイトル入れ」。
💬 ChatGPTに日本語を入れると起こる“ある現象”
ChatGPTで画像に「タイトル文字」を入れると、こんなことが起きます。
- 「挑戦」が「挑戰」に変わる(中国語の繁体字)
- 「学び」が「學び」になる
- フォントがズレたり、中央から少し傾く
- 影や縁取りが不自然になる
最初は気のせいかと思いましたが、原因はChatGPTの仕組みにあります。
ChatGPTは英語圏のフォントデータを中心に学習しており、
日本語の文字コード(漢字やフォント情報)に完全には対応していません。
そのため、「それっぽい文字」を生成しているだけで、
実際には日本語フォントではないのです。
⏰ 10回やり直しても思うようにならない
「もう少し右に」「中央に」「太字で」など何度も修正しても、
出力結果は毎回バラバラ。
❌ “60代AI挑戦ブログ” → “60代AI挑戰ブログ”
❌ “かずおパパのノート” → “カズオパパノ一卜”
…もう笑うしかありません(笑)。
このままでは時間ばかりかかる。
そう感じてから私は、あるシンプルな解決策にたどり着きました。
💡 Canvaで“ひと手間”加えるだけで解決!
解決策は簡単。
ChatGPTには「背景とキャラクター」だけ作らせて、
日本語タイトルはCanvaで後から入れることです。
ChatGPTで
✅ 文字なし画像を作成
Canvaで
✅ 日本語タイトルを追加
この2ステップに変えるだけで、見違えるほど自然に。
しかも作業時間が5分以内に短縮できました。
Canvaは日本語フォントに強く、
「Noto Sans JP」「Zen Maru Gothic」などがきれいに出ます。
影や光彩もワンクリックで設定できるのも魅力です。
🪜 実際の作業手順(完全マニュアル)
ここからは、僕が実際に行っている「ChatGPT×Canva」連携の流れを
詳しく紹介します。
Step①:ChatGPTで文字なし画像を作る
プロンプト例👇
「青いクリスタル背景の雪山。中央にキャラクター。タイトル文字は入れない。1920×1006」
ポイント:
- 文字は一切入れない(後でCanvaで追加)
- 構図を中央寄りにすると文字配置が楽
- 背景は明暗をはっきりさせると文字が映える
- PNG形式で保存
Step②:Canvaで日本語タイトルを入れる
おすすめフォント:
- Noto Sans JP:清潔で上品
- Zen Maru Gothic:柔らかく親しみやすい
- M PLUS Rounded 1c:丸みがあり、キャラ画像と相性◎
効果設定の例:
- 影:透明度60%/ぼかし5〜10/オフセット2〜3
- 光彩:白や淡い青
- 配置:中央揃え+縦方向センター
小技:
- 文字が沈む場合は半透明の帯を背景に入れる
- Canvaの「位置合わせ」で左右対称にできる
Step③:テンプレ化で時短
1回作ったデザインをテンプレート保存しておくと、
次回はタイトルだけ差し替えればOK。
シリーズ記事を作る時に統一感が出ます👇
- 「60代AI挑戦シリーズ」
- 「リールシャの世界」
- 「AIで作る幻の風景」
Step④:出力設定
- 保存形式:PNG(高画質)
- 背景透過:不要(背景ありの方が映える)
- サイズ:1920×1006(note・ブログ共通)
💡 トラブル対処メモ
| 問題 | 解決法 |
|---|---|
| 文字がぼやける | Canvaで「シャープ」+10〜15 |
| 色が浮く | 半透明帯で文字をなじませる |
| スマホで読みにくい | 文字サイズは70pt以上推奨 |
🌈 AIと人の“分業”が最強
ChatGPTに任せすぎると時間がかかる。
でも、Canvaで仕上げを整えると、一気にプロ品質に。
AIはまだ発展途中。
だからこそ、人の感覚が光る。
これが私の「60代AI挑戦」シリーズで感じた最大の学びです。
🪙 この記事の元になったnote
こちらの記事は、noteでも公開しています。
note版では今回紹介した内容に加えて、
- Canvaのテンプレ配置例
- 影・光彩の数値設定
- 実際のタイトルデザイン3パターン
をPDF特典付きで詳しく紹介しています。
👉 📘 ChatGPTは日本語タイトルが苦手?― Canvaで“ひと手間”加えて完成度アップ ―(100円)
🎁 次回予告
次回は、**「Canvaテンプレ公開+タイトル位置ガイド3種」**をブログで紹介予定です。
「どこに文字を置けば一番美しく見えるか?」を、画像付きで解説します。
AI×Canvaで、あなたの世界観を形にしていきましょう。
✍️ まとめ
| AIの得意 | AIの苦手 | 人が補う |
|---|---|---|
| 構図・色彩・雰囲気づくり | 日本語フォント・文字配置 | タイトル入れ・バランス調整 |
AIと人がそれぞれの得意を生かす。
それが“AI時代の新しい創作スタイル”です。
💬 次の記事では、Canvaテンプレートを無料配布します。
登録不要でダウンロードできる形にしますので、お楽しみに。

コメント