職場の怖い人が実は信頼できる理由|40年接客で分かった「人を見る力」

AI

こんにちは、かずおです。

私は60才で介護施設の調理師に転職しました。

その前は、東京・虎ノ門で40年、飲食の仕事をしてきました。

のべ96万人くらいのお客様と接してきたので、自然と「人を見る力」が身についたと思っています。

最近、ヘルプ先の現場でとても興味深い出来事がありました。

それは

「一番怖い人が、一番信頼できる人だった」

という経験です。

今回はその体験から見えた
人を見る力と人間関係の距離感について書きたいと思います。


ヘルプとは何か

ここで少し「ヘルプ」という言葉の説明をしておきます。

給食の現場では、人手が足りないときに
別の施設や厨房からスタッフが応援に行くことがあります。

これを

「ヘルプ」

と呼びます。

つまり、普段働いている職場ではなく
別の現場に一時的に手伝いに行く仕事です。

ヘルプ先では

・初めて会う人
・やり方が違う仕事
・職場の空気も分からない

そんな状態で仕事をすることになります。

なので最初は少し緊張します。

「どんな人がいるんだろう」
「空気はどうなんだろう」

そんなことを感じながら現場に入ることが多いです。

今回の出来事も、そんな ヘルプ先の厨房 で起きた話です。


ヘルプ先で一番怖かったパートさん

ヘルプ先の厨房に行った時、最初に感じたのは

「空気が少しピリピリしているな」

ということでした。

その中心にいたのが、同年代くらいの女性パートさん。

仕事はとてもできる。
でも声も大きくて、言い方もきつい。

正直、最初は

「この人は怖いな」

と思いました。

職場でも少し近づきにくい存在でした。


人を見る時はまず観察する

でも私は、接客時代からのクセで
まず観察することにしています。

いきなり話しかけません。

見ているのは

・仕事の動き
・周りとの関係
・言葉のトーン
・表情

こういう部分です。

すると、あることに気づきました。

そのパートさんは

・仕事はとても真面目
・手を抜かない
・現場を回そうとしている

つまり

責任感が強い人

でした。

怒っているというより

「ちゃんとやりたい人」

という印象でした。

ここで私は

「この人は話せる人かもしれない」

と思いました。


近づくときは軽い会話から

これは接客時代からのクセですが
まずは軽い会話から入ります。

例えば

「○○さん、どこから通ってるんですか?」

というような話です。

通勤の話は誰でも答えられるので
警戒されません。

そこから

「何分くらいかかるんですか?」

「自転車ですか?」

「雨の日大変じゃないですか?」

と会話を広げます。


自分の話もすることが大事

ここで大事なのは

自分の話もすること

です。

例えば

「私は○○から通ってるんです」

と先に言います。

すると相手も話しやすくなります。

これは心理学で言う

自己開示の返報性

というものです。

人は、自分のことを話してくれる人には
自然と自分のことも話します。


怖かった人が本音を話してくれた

そんな会話を少しずつ続けていたある日。

そのパートさんがぽつぽつと話し始めました。

「実は昔ね…」

自転車で出勤中に転倒して
大けがをした話でした。

その後、家庭の話や
いろいろな苦労も話してくれました。

その時思ったのは

この人、実はとても素直な人だ

ということでした。

たぶん職場では
そんな話を誰にでもする人ではないと思います。

でも

「この人なら話しても大丈夫」

そう感じた時に人は本音を話します。

接客でも、お客様が急に家庭の話を始めることがあります。

それは

安心した時

です。


壁を作る人には無理に近づかない

逆に、壁を作る人もいました。

若い管理栄養士の女性です。

とても綺麗で目も大きくて可愛い。

でも

・笑わない
・隙がない
・愛嬌がない

いわゆる

壁を作るタイプ

でした。

こういう人に対して多くの人は

「仲良くならなきゃ」

と無理に近づきます。

でも私は逆です。

少し距離を取ります。

人には

「まだ近づいてほしくない」

というタイミングがあるからです。


人を見る力の5つの順番

私が長年の接客で感じている
人を見る力には順番があります。

それは

1 観察
2 名前を覚える
3 軽い質問
4 自己開示
5 本質を見る

この5つです。

これを意識するだけで
人間関係はかなり楽になります。


人間関係で一番大事なのは距離感

私が思う一番大事なことは

距離感

です。

近づく力より

引く力

の方が大事なことが多い。

壁を作る人には無理に近づかない。

心を開く人には少し寄り添う。

それだけで
人間関係はかなり楽になります。


まとめ|人を見る力は経験で育つ

60代になってAIを触り始めて感じたことがあります。

人を見る力は

特別な能力ではありません。

経験の積み重ねです。

AIも同じで

「使う力」より

経験を整理する力

だと思っています。

これからもこのブログでは

・人を見る力
・人間関係
・経験から見えた本質

を発信していこうと思います。

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