こんにちは、かずおです。
60代で介護施設の調理師として働きながら、ブログやSNSで発信をしています。
都心で40年96万人を接客し、「人を見る力」を活かした仕事術を提案しています。
■ 現場で起きていた“違和感”
「私は調理の経験がある。だから盛り付けのような細かい仕事はしたくない」
「もっと長い目で見てくれないか。今のやり方は複雑すぎる」
先日、ヘルプで入った現場で、
そんな言葉を口にする60代の新人調理師の話を聞きました。
マネージャーやベテランスタッフたちは、
一様にため息をつきながらこう言います。
「正直、ストレスが限界です」
■ これは“技術の問題”ではない
私はこれまで40年間、
東京・虎ノ門で96万人のお客様と向き合ってきました。
その経験から言えることがあります。
この方がうまくいかない原因は、
包丁の腕でも、経験の差でもありません。
問題はただ一つ。
「過去のプライド」を手放せていないことです。
■ 事実と感情を分けて見る
ここで一度、整理してみます。
● 事実(本人の言動)
・自分のやりたい仕事だけを選ぶ
・やり方に対して否定的
・現場のルールに従わない
● 周囲の感情
・「使いづらい」
・「チームワークが崩れる」
・「正直、一緒に働きたくない」
ここが重要です。
本人は“正しいことを言っているつもり”でも、
周囲には“扱いづらい人”として映っている。
このズレが、評価を大きく下げます。
■ 実は、私も同じだった
偉そうに言っていますが、
実は私も最初はかなり苦労しました。
1年前、全くの異業種からこの世界に入り、
・作業が覚えられない
・スピードについていけない
・何度も同じミスをする
正直、何度も心が折れました。
でも、ある時気づいたんです。
■ 「できる人」より「使いやすい人」が残る
現場で本当に求められているのは、
「すごい人」ではなく「一緒に働きやすい人」
です。
・言われたことを素直にやる
・分からないことを聞く
・空気を乱さない
たったこれだけで、評価は大きく変わります。
■ 60代に必要なのは「能力」ではなく「可愛げ」
ここが一番大事なポイントです。
年齢を重ねた私たちに必要なのは、
能力よりも「可愛げ」です。
可愛げとは何か?
それは、
・素直さ
・柔軟さ
・「教えてください」と言える姿勢
です。
逆にこれがないと、
どれだけ経験があっても一気に孤立します。
■ プライドは「武器」にも「重荷」にもなる
経験は本来、強い武器です。
でも、それを振りかざした瞬間に、
ただの重荷に変わります。
・昔はこうだった
・自分はこうやってきた
この言葉が増えたら要注意です。
■ 私が現場で意識していること
私が今も大切にしているのは、この3つです。
① まず受け入れる
② 分からなければすぐ聞く
③ 空気を乱さない
シンプルですが、これが一番効きます。
■ 結論:生き残る人は“柔らかい人”
60代からの挑戦は、決して簡単ではありません。
でも、
生き残る人には共通点があります。
それは、
「柔らかい人」です。
頑固な人ではなく、
変化を受け入れられる人。
■ 最後に
過去の経験は、誇っていい。
でも、それにしがみつく必要はありません。
むしろ、
一度、手放した人のほうが強い。
60代からでも、
いくらでも“必要とされる人”にはなれます。
今日も一歩ずつ、いきましょう。

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