【40年の結論】最強の武器は「敬語」だった。|現場を味方にする最強の武器『謙虚な戦略』

人間関係・成功法則

こんにちは、かずおです。

60代で介護施設の調理師として働きながら、ブログやSNSで発信をしています。

都心で40年96万人を接客し、「人を見る力」を活かした仕事術を提案しています。

私は30年間 自分の店を切り盛りし、多くのスタッフを束ね、責任ある立場で指示を出してきました。

そんな私が新しい現場に飛び込んだとき、最大の壁となるのは

「技術」でも「体力」でもありませんでした。

それは、**「プライドの置き場所」**です。

今回は、私が再就職した現場で実践している、ベテランこそ持つべき最強の武器**「敬語の魔法」**について深掘りしてお話しします。


1. 「使いづらいベテラン」というレッテルを剥がす

長年、現場のトップとしてやってきた私にとって、自分の子供のような年齢の若い人に指示されるのは、正直面白くないものです。

「そのやり方は違う」「効率が悪い」……口に出したくなる言葉は山ほどある。

しかし、現場の若手も同じように、いえ、それ以上に**「怯えて」**います。

  • 「気難しい頑固なベテランが来たらどうしよう」
  • 「自分のやり方に口出しされたら嫌だな」
  • 「教えにくいな、気を遣うな」

この**「お互いの見えない壁」**を壊さない限り、新しい職場での居場所は絶対に作れません。

まずは自分からその壁を壊す。そのための第一歩が「徹底した敬語」なのです。

2. かつて憧れた「本当にかっこいい先輩」の正体

自分が若手だった頃を思い出してみてください。

威張り散らしてマウントを取る職人と、こちらを一人前として扱い、丁寧な言葉で接してくれた年配者。どちらと一緒に仕事をしたかったでしょうか?

私は圧倒的に後者でした。

敬語で接してくれる年配の方は、現場において圧倒的に**「使いやすかった」**のです。

「使いやすい」という言葉は、ベテランに対して失礼に聞こえるかもしれません。

しかし、現場においては**「信頼して仕事を任せられる」「コミュニケーションにコストがかからない」**という、プロに対する最高の褒め言葉だと私は考えています。

3. 敬語は「負け」ではない。現場を支配する「大人の戦略」

私が今、20代の若手にも徹底して敬語を使っているのは、自分を卑下しているからではありません。

むしろ、現場を円滑に回すための高度な戦略です。

① 相手の警戒心を一瞬で解く

敬語を使うことで、「私はあなたの領域を荒らさないし、過去の栄光を振りかざしてマウントを取るつもりもない」という明確なサインを送り、敵意がないことを示します。

② 相手を「プロ」として承認する

丁寧な言葉遣い一つで、相手に「自分はベテランからも尊重されている」という自信を与えます。

人間は、尊重してくれる相手に対しては、自然と親切に、そして丁寧に接したくなるものです。

③ 結果、自分が一番「得」をする

相手が心を開けば、必要な情報はどんどん入ってきます。

仕事の連携がスムーズになり、ミスが減り、最終的に自分が一番働きやすい環境が手に入ります。

これこそが、40年の荒波を越えてきた人間だけが選べる「賢い選択」です。

4. 「言葉のトゲ」を抜く、自分を守るための防護服

もし、私がベテラン風を吹かせてタメ口で接していたらどうなるか。

新しい職場で覚えが悪い私に対し、若手は「だから昨日も言ったじゃないですか!」と、イライラを隠さずトゲのある言葉を投げつけてくるでしょう。

そうなれば、私の心も折れ、「何だその言い方は!」と反発し、現場の空気は最悪になります。

しかし、こちらが先に**「すみません、不慣れなもので……もう一度だけ教えていただけますか?」**と頭を下げて敬語で歩み寄る。

すると不思議なことに、相手の言葉からもトゲが消えます。

「仕方ないな、じゃあもう一回だけ言いますね」 そんな柔らかい反応に変わるのです。

敬語は、自分自身の自尊心を守るための「最強の防護服」なのです。

5. 記憶力の衰えを「朝活3時」の執念でカバーする

もちろん、言葉遣いだけで通用するほどプロの世界は甘くありません。

60代。正直、記憶力もスピードも20代には勝てません。

だからこそ、私は「仕組み」と「努力」でカバーしています。

  • 徹底したメモ: 教わったその瞬間に、汚い字でもいいからメモを取る。
  • 朝活3時からの予習・復習: 持ち帰ったメモを整理し、翌朝3時から「明日の動き」をシミュレーションします。

「嫌なことを言うやつに、仕事のミスで隙を見せたくない」 その一心で、裏では誰よりも努力して仕事を叩き込みます。

敬語という潤滑油を使いながら、裏では牙を研ぐ。

これがベテランの意地です。

持ち物で疲労は変わる

これは本当に大きかったです。

立ち仕事は技術より
身体の負担が影響します。

私が助かった物を置いておきます。

滑りにくい厨房シューズ
最初に変えて一番楽になったのが靴でした。
厨房は思った以上に床が滑ります。
足の疲れ方が大きく変わったので、早めに用意した方が楽です。
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小さいメモ帳
新人の頃、手順を書こうとして覚えられませんでした。
役に立ったのは“失敗したことだけ”を書くメモでした。
胸ポケットに入る小さいサイズが使いやすいです。
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ポケットタイマー
厨房は“覚える仕事”より“時間の仕事”でした。
同時に何品も動くので、頭で覚えると必ず抜けます。
タイマーを持つだけで注意が減りました。
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手荒れ防止クリーム
給食の仕事で一番驚いたのは手荒れでした。
手洗いと消毒の回数が多く、指が割れます。
早めに対策した方が楽になります。
私が愛用しています。仕事後におすすめ。
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腰サポーター
立ち仕事は想像以上に腰にきます。
仕事に慣れる前に体がつらくなると続きません。
私はこれでかなり楽になりました。
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新人の頃、
仕事より先に体がきつくなります。

体の負担が減ると、覚える余裕が生まれます。

結論:プライドは「技術」に、言葉には「愛」を

40年のキャリアは、言葉で誇示するものではありません。 鮮やかな包丁さばき、無駄のない段取り、そして周りを生かす観察眼。 それだけで十分伝わります。

「あのおじさんは、すごい技術を持っているのに、本当に腰が低い。教えがいがあるし、一緒に働くと気持ちがいい」

そう言われるようになったとき、あなたは新しい現場にとって欠かせない、真に「愛されるプロ」になれるのです。


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